本田ミランより一足先に”爆買い”! 中国企業が96億円で英2部降格アストン・ビラを買収

欧州で吹き荒れるチャイナマネーの猛威 選手獲得だけでなくクラブ買収も活発に…

   “爆買い”を続ける中国サッカー界から、新たな魔の手が伸びてきた。今季プレミアリーグ最下位に沈んでフットボールリーグ(英2部相当)に降格が決まったアストン・ビラを、中国資本のグループ企業が買収することで合意したとクラブが公式サイトで発表した。英国営放送「BBC」は、買収額は6000万ポンド(約96億円)に上ると報じている。

 クラブはこれまで米国人のランディー・ラーナー氏がオーナーを務めていたが、中国のレコン・グループに所有権を100%売却することを決めたという。レコン・グループは中国に本社を持つ半導体関連グループで、75カ国で計3万5000人を雇っている。

 クラブはレコン・グループへの売却が「優れた選択肢になる」との声明を出している。また新オーナーは中期的な目標として、プレミアリーグの6位以内やUEFAヨーロッパリーグなどの国際大会出場を掲げて「巨大なファン層を持つ中国で、最も有名なサッカークラブを作る」と豪語している。

 

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