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「フィジカル的な強さが不十分」 韓国代表MF、ベルギーリーグ“再挑戦”に現地懐疑的
シント=トロイデンに復帰するイ・スンウの来シーズンにベルギーメディアが見解
今年1月にレンタル移籍でポルティモネンセ(ポルトガル)に加入した韓国代表MFイ・スンウは、シーズン終了に伴い所属先のシント=トロイデンに復帰し、ベルント・ホラーバッハ氏を新監督に迎えた同クラブで来季はプレーすることになる。しかし、ベルギーメディアは、来季のシント=トロイデンにおけるイ・スンウの活躍には懐疑的な見方を示した。
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バルセロナの下部組織出身であることから“韓国のメッシ”との異名を持つイ・スンウは、2019年8月にシント=トロイデンに入団。しかし、加入後の1シーズン半での個人成績はリーグ戦17試合出場2ゴール0アシストと目立った成績を残せず、今年1月からポルトガルのポルティモネンセへ期限付き移籍も、そこでも公式戦6試合のみの出場と出番は限られた。
レンタル期間終了に伴い、シント=トロイデンに復帰することになったイ・スンウだが、ベルギーメディア「Voetbal Belgie」は「彼はベルギーリーグでプレーするにはフィジカル的な強さが不十分で、戦術面で関心を持たれるような存在には全くなれなかった」とイ・スンウが歴代の指揮官たちの要求に応えられなかったと指摘。ポルトガルでも目立った活躍がなかったことにも触れた上で、同メディアはさらにこう綴っている。
「『クラブと契約している全ての選手はチャンスを得ることになる』とシント=トロイデンの新たな監督であるベルント・ホラーバッハは言った。このことはイ・スンウにも当てはまる。しかし、新指揮官はフィジカル的な強さを重視するタイプの指導者であり、イ・スンウはこのホラーバッハの方針に合っているのだろうか」
ポルトガルでのプレーを経て、来季はベルギーリーグへ再挑戦する形となるイ・スンウだが、新指揮官の目指すサッカーへの適応性に現地メディアは懐疑的に見ているようだ。こうした厳しい評価を覆すためにも、来季は勝負のシーズンとなる。
(FOOTBALL ZONE編集部)