浦和がACL8強進出に向けて1-0でソウルに先勝 第2戦に弾みつける大きな完封勝利

宇賀神のスーパーゴールで先制

 アジアの8強進出へ貴重な1勝を挙げた。浦和レッズは18日、本拠地・埼玉スタジアムに韓国Kリーグ首位のFCソウルを迎え、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)16強初戦を1-0で勝利した。ピンチこそあったが、アウェーゴールを渡すことなく無失点勝利で敵地での第2戦に大きな弾みをつけた。

 浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、14日のリーグ新潟戦と同じメンバーで臨んだ。1トップも、今季ACLでの起用が多かった元スロベニア代表FWズラタンではなく、ACL日本人最多ゴール記録を持つFW興梠慎三を起用した。

 落ち着かない立ち上がりだった浦和に大きな 勇気を与えたのが、前半14分の先制ゴールだった。後方でのビルドアップから右ストッパーのDF森脇良太がフリーになると、逆サイドに向けて50メートルはあろうかというロングサイドチェンジを放った。そこに走り込んだMF宇賀神友弥が左足ダイレクトで合わせると、ボールは美しい放物線を描いて逆サイドのネットに吸い込まれた。

 浦和の選手たちは、大きなどよめきに包まれたスタジアムで、DF遠藤航の第三子誕生を祝う「ゆりかごダンス」を披露した。

 その後はFCソウルに攻め込まれる苦しいゲームになった。相手のFWデヤン・ダムヤノビッチとFWアドリアーノに抜け出される場面を何度もつくられたが、GK西川周作がゴールマウスに立ちはだかりゴールを許さなかった。前半は1-0で浦和リードのま まハーフタイムを迎えた。

 

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