「今季セリエAワーストイレブン」にミランから最多4人選出の屈辱… そこに本田の名前は?

更にミラン補強候補4人が名を連ねる体たらく

 シーズンが終了すると、必ずと言っていいほど特集されるベストイレブンとワーストイレブンだが、衛星放送局「スカイ・イタリア」は今季の「失敗と恐怖のイレブン」と題して、セリエA最悪の11人を選出した。そこには日本代表FW本田圭佑が所属するACミランから4人、同DF長友佑都が所属するインテルから3人が屈辱の選出を果たしている。

 まずGKは、ミランの守護神と期待されてシーズンをスタートしたGKディエゴ・ロペスが選出された。開幕から8試合連続でスタメンフル出場したものの、全試合で失点。シニシャ・ミハイロビッチ前監督は第9節から当時16歳の新鋭GKジャンルイジ・ドンナルンマに交代。ポジションを奪われたスペイン人守護神は膝の故障で離脱を余儀なくされる不運も重なった。今季限りでの移籍の可能性も浮上している。

 最終ラインでは、ミランのDFマッティア・デシリオが右サイドバックの位置で選出されている。「あまりにも消極的なプレーが目立った」とされ、「移籍先を探した方が良い」と、泥船状態のミランからの移籍通告までされている。

 センターバックは1人目が開幕時はインテルのキャプテンだったDFアンドレア・ラノッキア。今季は新加入のDFミランダとDFジェイソン・ムリージョにポジションを奪われ、冬にサンプドリアへ移籍。しかし、わずか13試合で2度の出場停止になるなど精彩を欠いた。

 

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