バイエルン退団の“万能DF”、レアル加入秒読み すでにマドリード入りと現地紙報道
13シーズン過ごしたバイエルンを退団したアラバ、争奪戦の末にレアル移籍か
契約満了に伴い、今季限りでバイエルン・ミュンヘンを退団することになったオーストリア代表DFダビド・アラバのレアル・マドリード加入がほぼ確実になったと、スペイン紙「マルカ」が報じている。
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2008年夏にバイエルンの下部組織に入団してから13シーズンにわたって同クラブに所属し、その間ブンデスリーガ9連覇や2度のシーズン三冠(ブンデスリーガ、DFBポカール、UEFAチャンピオンズリーグ)に貢献してきたアラバだったが、昨年から続いていたバイエルンとの契約延長交渉は条件面で折り合いがつかず、今年2月にバイエルンが交渉打ち切りを正式発表したことからその去就に注目が集まっていた。
アラバの移籍先候補としてはレアルの他に、バルセロナ、パリ・サンジェルマン、チェルシーといった欧州ビッグクラブの名前が取り沙汰されてきたが、「マルカ」紙によるとアラバは25日からマドリード市内に滞在していて、すでにクラブの練習場を訪問し、マドリード市内で住居探しも始めているという。
アラバのレアル入団が実現した場合、どのポジションで起用されるのかも注目点の一つだ。バイエルンではここ最近センターバックで起用されていたが、それ以前の主戦場は左サイドバック。また、オーストリア代表ではサイドハーフやボランチ、トップ下で起用されることがあり、すべてのポジションで質の高いパフォーマンスを披露している。新天地でのアラバのポジションを予想するのは非常に難しく、同時にそれはレアルサポーターをはじめ多くのサッカーファンにとって大きな楽しみの一つとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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