「この芸術作品を見て」 日本代表、100周年記念ユニフォームを海外称賛「目を癒す」

日本代表が100周年記念ユニフォーム発表【提供:アディダスジャパン】
日本代表が100周年記念ユニフォーム発表【提供:アディダスジャパン】

A代表とU-24代表が6月の2試合で着用予定、レトロなデザインに海外メディアが反応

 アディダスは5月20日、日本サッカー協会の創立100周年を記念した日本代表「アニバーサリーユニフォーム」を発表した。A代表は6月3日のキリンチャレンジカップ・ジャマイカ戦(札幌ドーム)、U-24日本代表は6月5日の国際親善試合U-24ガーナ戦(ベスト電器スタジアム)で着用予定だが、このレトロなデザインに海外メディアが「芸術作品」と称えている。

 日本代表と東京五輪を目指すU-24日本代表は、5月末から6月中旬にかけて計7試合を実施するが、そのなかの2試合で限定ユニフォームを着用することになった。

 1921年に創立された日本サッカー協会(JFA)の100周年を記念した1枚で、1930年代のユニフォームに使用されたブルーをイメージして、メインカラーには「ライトブルー」を採用。デザインもスリーボタンのポロシャツ型というクラシックなスタイルをそのまま取り入れた。胸元には、1936年のユニフォームにインスパイアされたビックサイズの日本国旗を刺繍で表現。ある人にはどこか懐かしい、ある人には新鮮な、シンプルながら印象的なデザインとなっている。

 この発表に、ファッションやカルチャーを扱う海外メディア「HIGHSNOBIETY」も注目した。「アディダスの日本向け記念フットボールシャツは、文字通りその他すべてのフットボールシャツを上回る」と見出しを打つと、「この芸術作品を見てください。これこそがまさに素敵なものの本質だ」と称賛。採用されたスカイブルーのカラーについては、「富士山の頂上からの雲ひとつない春の景色を彷彿とさせる」と表現している。

 また、来季に向けて欧州各国クラブが新ユニフォームを発表しているが、斬新なデザインが賛否を呼ぶケースが多い。そうした状況を引き合いに出しながら、「今年の非常に混乱させるリリースのいくつかと比較すると、目を癒すスパのようなもの」と紹介した。

 レトロな日本代表ユニフォームのデザインは、海外で好意的に受け取られているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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