新戦力躍動で五輪メンバー争いが激化! 手倉森監督も「自分で自分の首を絞めている」と苦笑い

主力不在もガーナに3-0快勝 富樫はデビュー戦で初ゴールと抜擢に応える

 U-23日本代表の手倉森誠監督は、残り86日に迫ったリオデジャネイロ五輪へ向けて、選手が充実したパフォーマンスを見せたことでメンバー選考で頭を悩ませているようだ。11日に行われたガーナ代表との国際親善試合で、矢島慎也(岡山)の2得点や新戦力FW富樫敬真(横浜FM)の代表デビュー戦でのゴールによって3-0と快勝。試合後に「競争が熾烈になってきた」と充実ぶりを語った。

 この日は国際Aマッチデーではないため、FW久保裕也(ヤングボーイズ)やFW南野拓実(ザルツブルク)といった海外組や、主将のMF遠藤航(浦和)ら主力数名が不在。そうしたなかで、ポジション争いがより激しい攻撃陣で、この試合で10番を付けた矢島と、スタメンに抜擢した新戦力の富樫が強烈にアピール。指揮官も選手の充実ぶりに、満足気な表情を浮かべた。

「競争が熾烈になってきたなと。自分で自分の首を絞めている状態なんでこの世代を鍛え上げて、選ばれた選手たちがメダルを取れる候補なんだと、そこまで持っていければと思います」

 

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