不満を抱く”ガラスのエース”が移籍示唆? 「死ぬまでリバプールにいたいと言えば嘘になる」

度重なる負傷も決定力を示すスターリッジ 今季も公式戦21試合で11得点

 リバプールのイングランド代表FWダニエル・スターリッジは、このままリバプールでキャリアを全うする考えは持っていないようだ。名門での成功を望む一方で、「死ぬまでリバプールにいたいと言えば嘘になる」と将来的な移籍をほのめかすような発言も残している。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 これまで多くの負傷に悩まれてきたスターリッジ。今季も臀部、膝、ハムストリングと負傷を繰り返し、公式戦は21試合の出場にとどまっている。限られた出場機会のなかでも計11得点を挙げているその決定力はさすがの一言だ。しかし、28日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第1戦、ビジャレアル戦(0-1)では出場機会が与えられなかった。

 直近のリーグ戦で4試合連続ゴール中とコンディションが万全であることを証明しているにもかかわらず、結局ピッチに立てなかったことに対してスターリッジは不満を露わにし、プレーに飢えていると主張した。

「みんなからはそう見えないかもしれないけど、僕は毎試合、1分も逃すことなく試合に出たいと思っている。スタメンから外れたり、途中交代するのは受け入れるのがとても辛いよ」

 これまでマンチェスター・シティやチェルシーというビッグクラブでは、なかなか結果を残せなかった。しかし、13年1月に加入したリバプールで得点力に磨きをかけ、13-14シーズンには自己最多、リーグ2位の22得点を挙げた。才能が開花したクラブでのプレーにも野心的な一面を見せたが、その一方でリバプールで生涯プレーを続けることは考えていないようだ。

 

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