バルサ、移籍市場の「失敗ワースト5」を海外選出 不名誉な1位になったのは?

1位は2000年に起きたフィーゴの“禁断の移籍”

 2位となったのは、2020年の移籍市場で行われたブラジル代表MFアルトゥールとボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチのトレード移籍だ。アルトゥールは、当時23歳であり契約を4年も残していた。一方、ピャニッチは当時30歳。しかもバルサが両者の移籍の差額として受け取ったのは、わずか1200万ユーロ(約16億円)だった。しかも、アルトゥールが徐々にユベントスに馴染み始めているのに対し、ピャニッチは居場所を見つけられておらず、記事では「アルトゥールが残留していれば、フレンキー・デ・ヨング、ペドリとともに中盤のトライアングルを形成していたかもしれない」と伝えている。

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 ここまでは近年の移籍市場での失敗が4つ並んだなかで、不名誉な1位になったのは2000年夏に世界に衝撃を与えた“禁断の移籍”だった。4シーズンにわたってバルセロナで活躍し、2度のリーガ制覇を含む7つのトロフィーを勝ち取り、キャプテンマークも巻いた元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴの“宿敵”レアル・マドリードへの移籍だ。

 レアルは移籍解除金6200万ユーロ(約80億円)を支払い、最大のライバルクラブからフィーゴを引き抜いた。この移籍を皮切りに、レアルは“銀河系軍団”と呼ばれるチームになり、バルサはしばらくの間、後塵を拝することとなる。

 今夏の移籍市場で、絶対的エースのメッシが仮に流出することになれば、「失敗ワースト5」に入る可能性は十分にあるが、バルサは今後どのような動きを見せるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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