吉田麻也、日韓戦に出場できない可能性も? 反町技術委員長「懸念事項」「いろいろと準備」

日本代表DF吉田麻也【写真:©JFA】
日本代表DF吉田麻也【写真:©JFA】

日本代表は25日に韓国戦、30日にW杯2次予選モンゴル戦に臨む

 日本サッカー協会(JFA)は18日、国際親善試合・韓国戦(25日/日産スタジアム)とカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル戦(30日/フクダ電子アリーナ)に臨むメンバー23人を発表した。10年ぶりに行われる韓国との親善試合、新型コロナウイルスの影響を受け延期となっていたW杯予選の“再開戦”を、MF南野拓実(サウサンプトン)やFW大迫勇也(ブレーメン)ら欧州組9人と国内組14人で臨む。MF坂元達裕(セレッソ大阪)やMF江坂任(柏レイソル)ら8人が初招集となっている。

 今回は新型コロナウイルス感染対策により、欧州組は22日の入国から受け入れられ、入国の翌日から3日目の検査で陰性が確認されないと試合に出場することができない。そのなかで、主将のDF吉田麻也(サンプドリア)は日本時間21日午後11時からのため、22日中に帰国できない可能性もある。帰国が23日にずれ込んだ場合は25日に予定されている日韓戦には出場できないことになる。

 反町技術委員長は「懸案事項の一つだと思う。今いろいろと準備をしている最中と理解してもらえれば」と説明するにとどめた。

 また、国内組は日本代表から離脱後、3日目以降にJリーグでの試合出場が可能。30日のモンゴル戦に出場した選手は31日に帰宅した場合、4月3日の第7節から出場できる。だが、今回初招集となった坂元とMF原川力の“C大阪組”は2日に鳥栖戦があるため、30日中に帰宅できればリーグ戦への出場が可能となる。

 コロナ禍で行われる国際試合。政府からの要望も厳しいものとなっており、バブル方式で行われる。欧州組と国内組のホテルフロア、マッサージルーム、インタビュールームなどは別。8人の初招集選手も欧州組と深いコミュニケーションを取ることは難しくなりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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