バルサ復帰のラポルタ氏は「最高の会長」 クラブOBシャビが歓迎「復活を遂げるだろう」
かつてのバルサの司令塔は「すべてを修復できる」と期待
バルセロナは7日に行った会長選挙の結果、ジョアン・ラポルタ氏が2011年以来、10年ぶりに会長に復帰した。ラポルタ氏は、クラブの絶対的エースであり、キャプテンでもあるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと極めて良好な関係にあるとされているが、かつての中心選手であり、元スペイン代表MFシャビ氏も復帰を歓迎しているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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現在アル・サッドの監督を務めているシャビ氏は、将来的に指揮官として、バルサに復帰することが期待されている。現役時代には、1998年から2015年までバルセロナでプレーし、公式戦767試合に出場、FIFAクラブワールドカップ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝4回、リーガ・エスパニョーラ優勝8回など、数々のタイトルを獲得してきた。
シャビは、ラポルタ氏が前回会長を務めていた2003年から2011年の期間にも選手としてバルサでプレーしていた。ラポルタ氏以外にも、ジョセップ・リュイス・ヌニェス氏、ジョアン・ガスパール氏、サンドロ・ロセル氏、ジョゼップ・マリア・バルトメウ氏ら、多くの会長の下でクラブに在籍していたが、衛星放送「ビーイン・スポーツ」に対し、ラポルタ氏が最高の会長だったと明かしている。
「ラポルタ氏は良い友人だ。彼のことはよく知っている。バルサのために最善を尽くしてくれるだろう。良い会長であり、私の在籍中、最高の会長だった。バルセロナは結果の面でも、経済的にも、復活を遂げるだろう。解決しなければいけない問題がいくつもある。だが、ラポルタ氏はすべてを修復できる。私たちは連絡を取り合っているし、彼の復帰を喜んでいるよ」
また、シャビ氏は盟友メッシの去就についても、「バルセロナはメッシを必要としているし、メッシもバルセロナを必要としている。残留を期待しているよ。時間が経てば分かると思うが、彼がバルサに残ることを期待している」と、期待を寄せた。
前回は8年にわたって会長を務めたラポルタ氏だが、彼の在任期間でシャビ監督がバルセロナを率いることになるかも注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)