レアル、“ロナウド・ロス”が顕著化 代役陣が総額390億円で35ゴールと現地紙指摘
ヴィニシウスが最多の13得点も、アザールら不発の顔ぶれがズラリ
レアル・マドリードは2018年に退団したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの代役に総額3億ユーロ(約390億円)以上を費やしてきた。しかし、その選手たちが決めたゴールはわずか35ゴールにとどまっているという。スペイン紙「AS」が報じた。
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ロナウドは2009年から18年まで9年間レアルに所属し、450得点と圧倒的な決定力でチームにいくつものタイトルをもたらした。そんなエースストライカーの移籍は、当然レアルに大きな影響を及ぼしている。
ロナウド退団後、レアルはベルギー代表MFエデン・アザール(移籍金1億1500万ユーロ/約150億円)を筆頭に、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、同FWロドリゴ・ゴエス(ともに4500万ユーロ/約58億6000万円)、ドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアス(2200万ユーロ/約28億7000万円)、セルビア代表FWルカ・ヨビッチ(6000万ユーロ/約78億2000万円)、スペインU-21代表FWブラヒム・ディアス(1700万ユーロ/約22億1000万円)と6人のアタッカーに計3億400万ユーロ(約396億円)を費やしてきた。しかし、この6人が現在までに挙げたゴール数はわずか35ゴールにとどまっている。
その内訳はヴィニシウスが13得点で最多。ロドリゴが8得点、マリアーノが6得点で続く。目玉補強だったアザールは4得点。現在はともに期限付き移籍中のヨビッチ(フランクフルト)とディアス(ベンフィカ)がそれぞれ2得点となっている。
一方で、ユベントスに移籍したロナウドは同期間に122試合95ゴールを記録。3億ユーロ以上を投じて補強は、ロナウドの喪失感をより高める結果となってしまっている。
ロナウドに代わる存在として期待されたウェールズ代表FWギャレス・ベイルも今季はトッテナムに期限付き移籍中。タレント揃いのレアルとはいえ、1シーズン平均50得点という驚異の記録を残した絶対的エースの穴埋めには頭を悩ませている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)