若き知将ナーゲルスマン、バルサ監督就任の噂に不快感 「リスペクトに欠ける」
記者からの質問に理解を示すも「私がそのことについて話をするのは、敬意に欠ける」
バルセロナの新会長に就任したジョアン・ラポルタ氏は、来シーズンより次期指揮官としてRBライプツィヒを率いる33歳のユリアン・ナーゲルスマン監督を迎える意向があると報じられた。ナーゲルスマン監督はこの件についてコメントを拒んでいると、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えた。
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スペインのラジオ局「カデナ・セール」によれば、ラポルタ会長はロナルド・クーマン現監督に一定の評価を与えているものの、ジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長が招き入れた監督であることから、監督交代を検討。新指揮官に希望するのが、ナーゲルスマン監督だという。
これまでホッフェンハイムとライプツィヒを率い、昨季はライプツィヒをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の4強に導いたナーゲルスマン監督は、レアル・マドリードの次期指揮官候補にも挙がっていた。バイエルンやドイツ代表の監督就任も報じられているが、当の本人は噂に対してのコメントは持ち合わせていないようだ。
「それらのクラブについて話すことは、リスペクトに欠けると思う。バイエルンや、最近ではバルセロナという記事も読んだが、そうしたクラブには成功と契約を持った、とても良い監督がいる。こうした話題をメディアが取り上げなければいけないことは、理解している。メディアやファンにとっては、とても楽しみなことだ。だから、質問に対しては怒っていない。ただ、私がそのことについて話をするのは、敬意に欠けることだ」
現在33歳という若さながら、スペインの2強をはじめ、多くのメガクラブから関心を示されているナーゲルスマン監督。夏の移籍市場では、彼の行き先も大きな話題の一つになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)