新会長決定のバルセロナ、怪物ハーランド獲得の資金調達で売却視野の5選手とは?
コウチーニョ、ウムティティ、ブライスワイト、フィルポ、グリーズマンが対象か
バルセロナは会長選挙の結果、ジョアン・ラポルタ氏が2011年以来、10年ぶりに会長に復帰した。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシと極めて良い関係にあるとされているが、チーム再建のために大刷新を行い、ストライカー獲得に動くようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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バルセロナはウルグアイ代表FWルイス・スアレスが退団し、ストライカー不足が顕著。立て直しを求められるなか、ラポルタ氏はドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド、インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得に乗り出すと報じられている。
2人のうち、より現実味があるとされているのがハーランドの獲得だ。レアル・マドリード、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、チェルシーなど、欧州のメガクラブが関心を示しているが、2021年の夏以降は、7500万ユーロ(約90億円)の契約解除金が設定されているという。
しかし、バルセロナは10億ユーロ(約1290億円)という巨額の負債があると報じられているため、ハーランド獲得のためには新たな資金が必要だ。そこでラポルタ氏は5人の選手を売却し、新ストライカーを獲得するための移籍金を生み出そうとしているという。
「マルカ」紙によれば、売却の対象となるのは、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、フランス代表DFサミュエル・ウムティティ、デンマーク代表FWマルティン・ブレイスウェイト、スペイン人DFジュニオール・フィルポ、そしてフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの5選手だ。
記事では「再建が必要なバルセロナは、ハーランド以外にも、複数の選手の獲得に動く。しかし、そうした選手たちは移籍金ゼロ、もしくは格安の選手になる」として、今季限りでフリーエージェントとなるスペイン代表DFエリック・ガルシア、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、オーストリア代表MFダビド・アラバ、オランダ代表FWメンフィス・デパイ、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムを補強候補に挙げている。
ようやく新会長が決まり、次の一歩を踏み出すこととなったバルサだが、ハーランドをはじめ、新戦力を加えて再出発を切れるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)