バルサがグリーズマン放出を検討か 156億円で獲得も大一番で“不発”と現地紙指摘
公式戦38試合12得点11アシストも…強豪相手の一戦で輝きを放てず
バルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、まだ残り3年の契約があるものの、放出の可能性が浮上しているという。スペイン紙「AS」が報じている。
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バルセロナは先日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)に敗れた。その2試合にグリーズマンはいずれもスタメン出場し、フルタイムに近い時間をプレーしたもののノーゴールだった。「AS」紙は、ビッグクラブとの直接対決で結果を残していないことが、グリーズマンの評価が厳しいものになっている理由だとしている。
「今季のグリーズマンは公式戦38試合で12ゴール11アシストと数字は悪くない。しかし、強い相手との試合ではゴールをしていない。ユベントス、PSG、レアル・マドリード、セビージャ戦ではノーゴールだ。クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)やリオネル・メッシ(バルセロナ)に迫るレベルが期待されているにもかかわらず。1億2000万ユーロ(約156億円)で獲得したプレーヤーとしては厳しい」
先日バルセロナでは会長選挙があり、ジョアン・ラポルタ氏が当選した。そして、マテウ・アレマニー氏がゼネラルマネジャー(GM)に就任するのではないかと言われているが、同紙では「彼の最初の仕事はグリーズマンに関する決断を下すことになるかもしれない」と放出が視野に入る状況だとした。さらに、「(ドルトムントのノルウェー代表FW)アーリング・ブラウト・ハーランドの獲得に、すべてのチップを投下すべき状況にある」と、移籍金を必要とする状況に触れた。
今月21日には30歳の誕生日を迎え、バルセロナでの5年契約のうち2シーズンを終えることになるグリーズマンだが、その将来は不確かなものになりつつあるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)