ラポルタ体制回帰のバルサ、来季布陣をスペイン紙が予想 メッシの“相棒”役は?
メッシの相棒には同胞アグエロ、クーマン監督のお気に入りであるデパイが補強候補か
スペイン1部バルセロナは、ジョアン・ラポルタ氏が2011年以来となる会長職に復帰した。11年ぶりのラポルタ体制でチームにはどのような変化が起きるのか。スペイン紙「マルカ」が来季の予想布陣を特集している。
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ジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長の下では、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団説が過熱するなどネガティブな話題に溢れたバルセロナが、ラポルタ新会長の下で再建を期す。
新戦力の獲得が実現すれば、レギュラー陣の顔ぶれにも変化が起きそうだ。スペイン紙「マルカ」は、4-4-2システムの新布陣を予想している。
守護神は、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが不動の存在となりそうだ。同選手は昨年11月に契約を2025年まで延長している。
4バックは右に今季公式戦33試合出場のアメリカ代表DFセルジーニョ・デスト、左がベテランのスペイン代表DFジョルディ・アルバ、そして右センターバックがスペイン代表DFジェラール・ピケと、3人は今季と同様の顔ぶれだ。
注目されるのはフランス代表DFクレマン・ラングレが務めることも多い左センターバックだが、ここは22歳のウルグアイ代表DFロナルド・アラウージョか、マンチェスター・シティからの加入が噂されるスペイン代表DFエリック・ガルシアのどちらかがレギュラーポジションを手にすると予想されている。
中盤では、リバプールのオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの加入が取り沙汰されており、ブレイク中のスペインU-21代表MFペドリのどちらかが、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングとコンビを組むと予想されている。サイドは左に18歳のスペイン代表FWアンス・ファティ、右にフランス代表FWウスマン・デンベレが配置された。
そして前線は2トップで、その一角にはメッシが入った。移籍騒動に終止符が打たれ、来季も残留となれば、引き続きエースとして君臨することは間違いないだろう。
注目されるそのメッシの相方だが、いずれも新戦力が予想されている。1人は昨夏にも獲得候補に挙がり、ロナルド・クーマン監督のお気に入りであるリヨンのオランダ代表FWメンフィス・デパイ。そして、もう1人がメッシの盟友であるマンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロだ。
アグエロの獲得はメッシ残留の決め手になるとも報道されている。なお、19年夏の目玉補強だったフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンはベンチメンバーとして予想されている。
かつて元ブラジル代表MFロナウジーニョの獲得に成功し、クラブに大きな変革をもたらしたラポルタ氏の下で再びチームは生まれ変わるのか。新会長の手腕に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)