シーズン最悪のミス? ウルブスDF、ゴール正面の決定機逸に英騒然「恐ろしい瞬間」

決定期を外し頭を抱えるウルブスDFサイス【写真:Getty Images】
決定期を外し頭を抱えるウルブスDFサイス【写真:Getty Images】

ウルブスDFサイス、至近距離からの決定的シュートを決めきれず

 ウォルバーハンプトンは現地時間6日、プレミアリーグ第27節アストン・ビラ戦に臨み、敵地で0-0の引き分けに終わった。両者ともに決定的なチャンスを作りながらも決めきれない試合展開となったが、そのなかでも後半12分にウルブスDFがゴール正面約2メートルの位置からシュートを外したシーンが「シーズン最悪のミス」と、海外メディアで話題を呼んでいる。

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 アストン・ビラの本拠地ビラ・パークで行われた一戦は、両チームが“信じられない”と天を仰ぐシーンが連発する一戦となった。前半4分にはアストン・ビラのFWオリー・ワトキンスが強烈なミドルシュートを放つもクロスバーを直撃。さらに攻勢を仕掛けるホームチームは、同15分にも左サイドのクロスからゴール前にDFエズリ・コンサが詰めて右足でシュートを放つが、決定的な一撃はクロスバーに嫌われた。

 前半に2度、ゴールの枠に“救われた”格好となったウルブスだが、今度は自らが不運を味わうことになる。後半12分、右CKの場面。サインプレーで相手を揺さぶると、FWペドロ・ネトが左足でファーサイドに完璧なクロスを供給する。ここにフリーで走り込んだDFコナー・コーディがヘディングで合わせたが、これは左ポストを直撃。さらにはね返ったボールがゴール前に飛ぶと、待ち構えていたDFロマン・サイスの足下へ。無人のゴール前約2メートルの決定機となったが、右足で合わせたボールは無情にもクロスバーの上へと外れ、サイスは両手で顔を覆ってしばらくその場から立ち上がれなかった。

 不意にはね返ってきたボールであり、かなりのスピードもあったため合わせるのが難しいシーンであったのも事実だが、無人のゴールに決めきれなかったことに海外メディアが注目。英衛星放送「スカイ・スポーツ」公式ツイッターが「至近距離から無人のゴールを逃したロマン・サイスの信じられないほどのミス!」と伝えれば、英ラジオ局「talkSPORT」は「シーズン最悪のミス」と報道。英メディア「スポーツ・バイブル」も「ゴール正面でのサイスの恐ろしい瞬間」と伝えている。

 これで3試合連続の未勝利(2分1敗)となったウルブス。もっともサイスは守備陣の一角として無失点に貢献しており、チームにとっては次節リバプール戦につながる試合になったと言えるかもしれない。

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