「チームは良くなった」 久保建英、後半45分間の”縦への動き”をレアルメディア評価

ヘタフェMF久保建英【写真:Getty Images】
ヘタフェMF久保建英【写真:Getty Images】

後半開始から途中出場 同15分に左足シュート、同22分にはアレニャの好機をお膳立て

 ヘタフェの日本代表MF久保建英は、現地時間6日に行われた敵地でのリーガ・エスパニョーラ第26節バジャドリード戦(1-2)で後半45分間プレー。チャンスに絡みながら結果は残せなかったが、レアル・マドリードの専門メディア「Defensa Central」は、「後半からチームは良くなった」と評価している。

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 ヘタフェはスペイン人MFマルク・ククジャが出場停止。久保のスタメン出場説も噂されたが、左サイドハーフで起用されたのはスペイン人MFカルレス・アレニャだった。

 序盤で2点を失ったヘタフェはその後に反撃。前半37分、ハイプレスで相手のミスを誘ってボールを奪うと、トルコ代表FWエネス・ウナルのスルーパスからハイメ・マタが左45度からシュートを放ち、DFに当たってコースが変わり、1点を返した。

 1点ビハインドで迎えた後半、ホセ・ボルダラス監督はウルグアイ代表DFダミアン・スアレスに代わって久保を投入し、右サイドハーフでプレーさせる。

 後半15分、ウルグアイ代表MFマウロ・アランバリからのスルーパスを受けてペナルティーエリア内45度から左足シュートを放つも、相手GKの好セーブに遭ってゴールはならず。さらに同22分には敵陣にドリブルで持ち込んでチャンスメイク。ペナルティーアーク付近でアレニャにパスを出したが、アレニャのシュートは枠を捉えきれなかった。

 ヘタフェはその後も攻め続けたが、ゴールを割るには至らず。後半40分にはマタが報復行為で一発退場となり、そのまま1-2で敗れる結果となった。

 データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によれば、久保は45分間のプレーでボールタッチは15回。パスは6本中4本成功(成功率66.7%)、キーパス2本、枠内シュート1本、ボールロスト6回だった。

 そのなかで、「Defensa Central」は「クボは再びサブだったが、入った後半からチームは良くなった。プレーした45分で質の高さを見せ、縦への動きでヘタフェは引き分けに追いつくにふさわしかった。しかし、アレニャの決定力の悪さ、交代やイエローカードにより攻勢に歯止めがかかった」と久保のパフォーマンスに一定の評価を下している。

 前節のバレンシア戦(3-0)ではわずか5分の出場に終わっていた久保。バジャドリード戦の45分間のプレーを今後につなげていきたいところだ。

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