来季久保と共闘も? レアル、イ・ガンインに熱視線「アジア市場へ意識を向けている」
バレンシアとの契約延長の交渉が進まず、レアルはイ・ガンインの動向に注目
韓国代表MFイ・ガンインは、バレンシアとの契約延長の交渉が進んでいない。昨年末にはイタリア王者ユベントスが熱視線を送っているとの噂が上がったが、リーガ・エスパニョーラの名門レアル・マドリードもその動向に注目し、日本代表MF久保建英(ヘタフェにレンタル中)とのコンビでアジア市場のマーケティングを意識しているという。レアル・マドリード専門メディア「Defensa Central」が報じた。
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イ・ガンインはリーグ戦24試合中16試合に出場しているが、そのうちスタメンは9試合。現地時間20日のリーガ第24節セルタ戦(2-0)では決勝ゴールをアシストしたが、レギュラー完全定着には依然として至っていない。
レアル専門メディア「Defensa Central」は、「マドリードは彼から目を離さない」との見出しで、イ・ガンインについてレポートしている。
「(バレンシアとの)契約延長がこじれおり、レアルは交渉の状況を確認しつつ獲得に関心を示している。バレンシアは残留させるつもりだが、イ・ガンインにとってはクラブのプランは不十分で、必ずしも現チームにとどまるつもりはなく、さらなるステップアップも考慮に入れている」
記事によれば、最終的にはシーズン終了後の交渉で最終決定するものの、「マドリードはバレンシアで頭角を現し、リーガ成長株の1人と目されている選手(イ・ガンイン)の動向を追っている。さらに、マーケティング的にはタケ・クボとのコンビでアジア市場への意識を向けている」という。
その場合、現在はヘタフェへ期限付き移籍している久保と、来季以降にレアルでの共闘の可能性も考えられる。今後、イ・ガンインの動向にも注目が集まることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)