ユーベ来季6連覇への目玉補強はウルグアイ代表カバーニ 現エース放出して26億円で獲得へ

レアルのモラタ買い戻しで資金捻出「カルチョメルカート・コム」が伝える

 イタリアの絶対王者ユベントスが、来季の前線の目玉補強としてパリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの獲得に近づいているという。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 ユベントスは、今季序盤は出遅れたもののそこから巻き返し、現在勝ち点82で首位。早ければ今節にもリーグ5連覇が決まる状況にある。しかし、UEFAチャンピオンズリーグでは昨季にファイナリストになったものの今季はベスト16でバイエルン・ミュンヘンに延長戦の末に敗退した。来季に向け、前線から中盤は補強の必要性が論じられている。

 そこで、以前から獲得へ興味を持っていたカバーニへの動きを本格化させているという。その理由の一端として、レアル・マドリードが今季終了時点でスペイン代表FWアルバロ・モラタの買戻しオプションを行使することが決定的になり、FWの選手が一人減る一方で3000万ユーロ(約39億円)の現金収入がもたされることにあるという。

 現在、カバーニはPSGからの移籍の可能性が高まっている。スペインのアトレチコ・マドリードなども興味を示しているが、ネックになっているのは5000万ユーロ(約65億円)ともいわれるその移籍金にある。ところが、ユベントスはモラタとの差額で2000万ユーロ(約26億円)ほどを拠出すれば良い状況にあり、そのハードルが低いことがユーベ行きの可能性を高めているという。

 

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