「エリアの外から美技!」 メッシ、GKも頭を抱える“超精密ゴラッソ”に海外驚嘆

“超精密“ゴラッソを決めたバルセロナのアルゼンチン代表FWにリオネル・メッシ【写真:AP】
“超精密“ゴラッソを決めたバルセロナのアルゼンチン代表FWにリオネル・メッシ【写真:AP】

アラベス戦で2ゴール1アシストの活躍 「彼のベストが戻ってきた」

 バルセロナのアルゼンチン代表FWにリオネル・メッシが現地時間13日のアラベス戦(5-1)で2得点1アシストした。前半終了間際に決めたチーム2点目のミドルシュートは針の穴を通すような“超精密“ゴラッソで、海外メディアも称賛している。

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 リーグ6連勝中のバルセロナは本拠地カンプノウにアラベスを迎えた。前半29分にFWフランシスコ・トリンコンの左足のシュートで均衡を破ると、前半アディショナルタイム1分にはメッシが違いを見せつけた。

 スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツから縦パスを受けたメッシは鋭い切り返しで右から中央に切れ込むと、ペナルティエリアの外、まだゴールまで25m近い距離がある位置から左足を強振。シュートは前を阻むDF陣の隙間を抜け、コースのほとんどなかったニアサイドを抜いて右ポストを叩きながらゴールラインを超えた。決められたアラベスGKフェルナンド・パチェコも思わず頭を抱えるほどのゴラッソとなった。

 英国のスポーツ放送局「プレミア・スポーツ」のツイッターは「リオネル・メッシがエリアの外から美技! 寸分の狂いもない正確なシュートがポストの内側を叩いて決まった」とメッシのシュートの正確性を絶賛した。

 メッシは後半30分にも左足のミドルシュートでチーム4点目もゲット。今度は中央からゴール左に強烈な一撃を叩き込んだ。背番号10のレフティーは5-1の大勝のなかで絶大な存在感を示した。

 メッシはこれで出場停止だった第20節のエルチェ戦(2-0/1月24日)を挟んで5試合連続得点となった。昨夏の退団騒動で開幕直後はスランプに陥ったが、年明け以降一気に調子を上げ、リーグ戦15得点で得点王争いでもトップのウルグアイ代表FWルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード/16得点)に肉薄している。スポーツ専門テレビ「ESPN」のツイッターは「彼のベストが戻ってきた」とメッシの復活を伝えた。

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