「マルセロにクボの動画が渡された」 保有元レアルの“久保対策”に現地注目
ヘタフェはレアルに0-2で敗戦 久保は後半10分に途中出場も不発に終わる
ヘタフェは現地時間9日、リーガ・エスパニョーラ第1節延期分でレアル・マドリードと対戦し、敵地で0-2の敗戦を喫した。日本代表MF久保建英は保有元との対戦となったなか、5試合ぶりのベンチスタート。後半10分から途中出場するも、見せ場なく終わった。そんななか、現地メディアは「マルセロにクボの動画を渡された」と試合前の対策に注目している。
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今季開幕前にレアルからビジャレアルへ期限付き移籍した久保だったが、ウナイ・エメリ監督の下で思うように出場機会を得られず、1月8日にレンタル打ち切りが決定。同時にヘタフェへの“再レンタル”が発表された。第18節エルチェ戦(3-1)で途中出場から新天地デビューを果たすと、その後は4試合連続で先発出場していた。
しかし、直近の3試合では1分2敗と不振に陥っており、久保も守備に追われ、低調なパフォーマンスに終始している。今節のレアル戦は久保にとって保有元との対戦となったが、5試合ぶりのベンチスタートとなった。後半10分に途中投入されるも、チームは同15分、21分と立て続けに失点を喫し、0-2で敗れた。
そんななか、レアル専門メディア「Defensa Central」は「封じる方法を把握させるべく、マルセロにクボの動画が渡された」と見出しを打ち、「ジダンは戦術的なビデオを用意し、久保の最高の瞬間と決定的なプレーをまとめた動画を提供した。左のマルセロ、右の久保の対峙が予想されるからだ」と、対策として久保の動画が用意されていたと説明している。
「レアルのスタッフは、久保が何を引き起こすのかを想定するのを優先事項にしている。ジダンは、日本人選手が試合に変化をもたらす存在であると確信しており、彼の動きを封じることが試合の行方にとって極めて重要であると理解している。特にマルセロには注意を呼び掛けている。このブラジル人がマークを担当することになるからだ」
この試合、久保はベンチスタートとなったが、ヘタフェ側にとってはレアルのトップチームにも帯同した経験のある久保の特徴が、レアル側に掌握されている可能性を懸念したのかもしれない。試合では先発出場したDFマルセロが追加点のアシストを記録したのに対し、途中出場の久保は本領を発揮できず、両者の明暗が分かれる格好となった。
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(FOOTBALL ZONE編集部)