ベンゼマ復帰説浮上のリヨン、会長が“凱旋”を熱望 「すべてはレアルの結果次第」
リヨンのオーラス会長は昨季シーズン中にジュニーニョSDがオファーを出したと言及
レアル・マドリードでは、今季限りで契約が満了するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの去就が話題に挙がっているが、攻撃のキープレーヤーにもチームを離れる可能性があるようだ。スペイン紙「マルカ」は、元フランス代表FWカリム・ベンゼマが復帰を望んでいるとされるリヨンの会長の言葉を報じている。
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2009年にリヨンからレアルへ移籍し、在籍12年目を迎えたベンゼマ。かつてはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのサポート役だったが、現在はチーム最大の得点源となっており、第2次ジネディーヌ・ジダン政権で欠かせない活躍を続けている。
そのベンゼマは、古巣リヨンへの復帰を希望しているとされる。しかも、単にフランスへ戻るのではなく、キャリアのピークで戻り、リヨンで新たな歴史を作ることを望んでいるという。
かつてベンゼマの代理人を務めていたカリム・ジャジリ氏は、「彼は世界最高のクラブに残るか、リヨンに戻るかという選択の間で、引き裂かれそうになっている。彼の夢はリヨンに戻り、偉大なことを成し遂げることだ。キャプテンマークを巻き、若手と戦うことを望んでいる」と発言した。
これを受けて、リヨンのジャン=ミシェル・オーラス会長はフランスのスポーツ専門局「RMCスポーツ」で、昨夏にオファーを出していたことを明かし、元フランス代表FWの将来はレアル次第と話した。
「昨シーズン、(スポーツダイレクターの)ジュニーニョを通じてベンゼマ獲得に向けたコンタクトをした。リヨンに戻る可能性があれば、私たちは解決策を探すだろう。彼は新しいスタジアムでプレーしていない。そして、彼が新しいスタジアムでプレーする姿を見るのは、ファンにとっての夢だ。すべては、レアル・マドリードの結果次第だよ」
レアルとの契約が2022年6月までとなっているベンゼマ。昨年4月には、リヨンへの復帰時期はまだ先だとしていたが、2016年に完成したパルク・オリンピック・リヨンをホームスタジアムとして戦うことがあるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)