英2部で珍事! 守護神退場で急きょGKを務めたストライカーが見事なPKセーブを披露

MKドンズのFWレベルが後半36分のピンチで横っ飛びセーブ

 イングランドのチャンピオンシップ(2部相当)で急きょGK役を務めることになったストライカーがPKを見事にストップし、チームを敗戦の危機から救うという珍事が起き、大きな話題となっている。

 MKドンズのイングランド人FWアレックス・レベルが、16日に行われたプレストン・ノースエンド戦で意外な形で救世主となった。後半36分にMKドンズのGKコディ・クロッパーがエリア内でのファウルで退場処分となり、プレストン・ノースエンドにPKが与えられた。交代枠を使いきっていたため、32歳のベテランストライカーがキーパーグローブを受け継ぎ、クロッパーの代役を務めることになった。

 退場したクロッパーのユニホームを身に付けてゴールを守ったレベルはいきなりPKという絶体絶命のピンチを迎えたが、FWガーナーのゴール右隅へのシュートに反応。見事なシュートストップを披露した。コースは決して甘いわけではなく、しっかりと隅を突いたもので本職GKでも難しいセーブだったはずだが、レベルはためらいなく横っ飛びを見せ、右手一本で防いでみせた。

 レベルはイングランドの下部リーグでキャリアを重ねてきた。プレミアリーグでのプレー経験はないとはいえ、キャリアで公式戦通算100得点以上を挙げてきた正真正銘のストライカーだ。

 

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