国王杯で不覚…ジダン監督の“苦笑リアクション”に現地注目 「多くのことを悟った」

国王杯3回戦で敗退したレアルのジダン監督【写真:Getty Images】
国王杯3回戦で敗退したレアルのジダン監督【写真:Getty Images】

3部アルコヤーノにまさかの敗戦、決勝点を被弾後に見せた表情に「AS」紙が熱視線

 レアル・マドリードは現地時間20日に行われたスペイン国王杯3回戦のアルコヤーノ(3部)戦で、延長戦の末に1-2で敗れた。格下相手にまさかの不覚をとったことでジネディーヌ・ジダン監督の去就問題へと発展しているなか、スペインメディアは決勝点を奪われた直後に見せたジダン監督の表情に注目している。

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 セグンダB(3部相当)のアルコヤーノとの一戦で、レアルは前半45分にDFエデル・ミリトンの豪快なヘディング弾で先制したものの、後半35分に同点ゴールを献上。1-1のスコアのまま延長戦に突入すると、延長後半5分に相手が退場者を出し数的優位を得ながらも、同10分に決勝ゴールを奪われよもやの敗戦を喫した。

 これでレアルは先日のスペイン・スーパーカップに続く公式戦2連敗となり、ジダン監督の去就問題へと発展。そんななか、スペイン紙「AS」は延長後半に決勝点を被弾した直後に見せたジダン監督の表情に注目。アルコヤーノの選手たちが大喜びする傍ら、ジダン監督はまさかの展開に一瞬苦笑いを浮かべており、同紙は「マドリードの人々を苛立たせる2秒間」と見出しを打ち、「ジダンの反応は小さいものながらも多くのことを悟った。強張った笑顔と信じられないような表情の間で」と指摘している。

 敗戦を受け「私の責任だと思う。これがフットボール。チャンスはものにしなければならない」と、試合後に語ったジダン監督。国王杯のタイトルを早々と逃した指揮官の未来は、今後どのように展開されていくだろうか。

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