新天地でもクラッシャー健在 ミラン本田の元同僚が危険なタックルで相手選手を病院送りに

米MLSでのデヨングの退場レベルのタックルが話題に

 今年2月にミランからメジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーへと渡った元オランダ代表MFナイジェル・デヨングだが、アメリカでもその“クラッシャー”ぶりは健在だ。10日に行われたポートランド・ティンバーズとの試合で、相手選手へ危険なタックルを仕掛け、病院送りにしたプレーが話題となっている。

 後半28分、ポートランド・ティンバーズMFダリントン・ナグビが、対峙したDFアシュリー・コールを交わそうと仕掛け、わずかにドリブルが長くなったところへカバーに入ったデヨングの右足が伸びた。スパイクの裏を見せた危険なタックルはナグビの左すねから足首の辺りを直撃し、踏みつける形で体重がかかったためにナグビは悶絶してピッチに倒れこんだ。

 あまりに危険なタックルだったが、主審はイエローカードの判定。レッドカードが妥当なのではと、判定についても議論の対象となっている。

 タックルを受けたナグビは車いすに乗せられてピッチをあとにした。負傷の程度は検査を待ってからだというが、米スポーツ情報サイト「スポーツ・イラストレイテッド」のレポートによれば、X線検査の結果はネガティブなものだったと伝えられている。

 

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