セリエA31戦30得点のゴールマシンが来季チェルシーへ? 移籍金74億円を提示か

イグアイン獲得に向けてオファーを提示と英紙が報じる

 今季のイタリア・セリエAで爆発的な得点力を見せているストライカーに、プレミアリーグの強豪がすでに巨額のオファーを出しているという。英紙「デイリー・スター」が報じている。

 その対象は、ナポリのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインだ。ここまで31試合に出場して30ゴールと、ほぼ1試合に1得点のペースで「ゴール製造機」とでも呼ぶべき活躍を見せている。得点ランキング2位に並ぶACミランのFWカルロス・バッカ、ユベントスのFWパウロ・ディバラ、インテルのFWマウロ・イカルディは14ゴールと、”北の3強”のエースたちを尻目に2倍以上のゴールを挙げてトップを独走中だ。

 そんな大爆発中のストライカーに熱視線を送るのが、現イタリア代表アントニオ・コンテ監督が来季の新指揮官に就任するチェルシーだ。”石油王”として知られるロマン・アブラモビッチ会長が、イグアインを“就任祝い”としてコンテ新監督にプレゼントしたい意向があるという。すでに、ナポリに対して4850万ポンド(約74億円)の移籍金でオファーを提示したと、同紙は報じている。

 3日のウディネーゼ戦で退場処分を受けた後に主審に詰め寄って猛抗議したイグアインには、4試合の出場停止処分が下されている。ある意味では、オファーを検討する時間も十分に取れると言えるのかもしれない。果たして、アルゼンチンの「ゴール製造機」は来季プレミアに挑戦することになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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