“1億ユーロの男”が残留宣言!? ネイマールからバルサ共闘の誘いも「僕はユーベで幸せ」

移籍市場の最注目株ポグバが示した、イタリアの名門への忠誠心

 ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバは、今季終了後にバルセロナなどに移籍金1億ユーロ(約123億円)で移籍する可能性が盛んに報じられている。今夏の移籍市場の目玉となるポグバには、バルサのブラジル代表FWネイマールも「バルセロナで一緒にプレーしたい」と熱望したが、現代最強のMFは「ありがたいけどユーベで幸せ」と”魔法使い”の誘いを固辞したという。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 ポグバは9日のACミラン戦で決勝弾を決める活躍を見せた。今季8得点で王者を牽引する男は、ネイマールからラブコールを受けていた。「AS」紙の取材でブラジルのエースは、「彼はここですごく適応できる。僕はポグバのユニホームが欲しかった。彼のプレーが好きだし、彼とプレーした。彼はバルセロナにフィットするだろう」と語っていた。

 今季開幕前にもバルセロナ移籍で合意に達しているとの報道もあったが、1億ユーロの男は白と黒の名門への愛情を示した。

「あんな偉大な選手が僕に対する好意を示してくれることはいいこと。誰もが王者とプレーしたい。だけど、僕はユベントス残留で幸せなんだ。タイトルを取ることに集中している」

 ポグバはこう語ったと言う。今夏の移籍市場の最注目株だが、「移籍への興味はないんだ。スクデットだけが僕の頭の中に存在する」と断言。”貴婦人”の異名を持つ名門の栄光の背番号10を担う男は、ユーベ愛を強調していた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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