「衝突してダウン」 マンU守護神、“筋肉男”と接触の珍シーンに英注目「うっかり進路上に…」

マンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】

デ・ヘアがウルブスFWトラオレと衝突し、肩を痛めるアクシデントが発生

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間29日、プレミアリーグ第16節でウォルバーハンプトンとホームで対戦し、1-0の勝利を収めた。首位リバプールに迫る2位浮上となったなか、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが肩を痛める“珍シーン”が注目されている。

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 前日にレスター・シティがクリスタル・パレスと引き分けに終わったことで、ユナイテッドは勝てば2位浮上のチャンスでホームにウォルバーハンプトンを迎えた。終盤まで0-0でもつれる展開となったが、後半アディショナルタイムにイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが値千金の決勝弾を記録。1-0と勝利し、リバプールに勝ち点2差の2位に浮上した。

 直近のリーグ戦9試合で7勝2分と好調をキープし、首位戦線の主役に躍り出ようかという段階まできたユナイテッド。一方、ウォルバーハンプトン戦ではラッシュフォードの決勝点とともに、守護神デ・ヘアのとあるシーンも英メディアでピックアップされている。

 そのシーンは、後半38分に生まれた。デ・ヘアがキャッチしたボールを中盤にスローイングで渡すと、ボールを巡った攻防が展開され、ユナイテッドは敵陣でボールを回していく。しかし、デ・ヘアがスローイング後にウォルバーハンプトンのスペイン代表FWアダマ・トラオレと衝突し、ピッチに倒れ込んでしまっていたため、攻撃が途切れたタイミングで主審のホイッスルで試合は止められることとなった。

 視野外からの衝突とはいえ、接触自体は軽微なものに見えたが、デ・ヘアは右肩を痛める形に。処置後に問題なくプレーに復帰したものの、オレ・グンナー・スールシャール監督も不安そうな表情を浮かべていた。その一方で、トラオレはノーダメージでデ・ヘアに手を差し伸べる余裕も見せている。

 英メディア「GIVE ME SPORT」は「デ・ヘアがトラオレに衝突してダウン」と見出しを打ち、このシーンに注目。「デ・ヘアはうっかりアダマ・トラオレの進路上に入ってしまい、芝の上にしたたかに打ちつけられることとなった」と描写している。

 記事では「トラオレはおそらくプレミアリーグで最も筋肉質な選手であり、最も衝突したくない選手でもあるだろう」として、筋骨隆々な肉体で有名なトラオレと衝突してしまったことが、デ・ヘアにとって不運だったと指摘。サッカー選手離れした肉体が何かと話題になるトラオレだが、新たなエピソードが加えられることとなった。

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