「興味があったし、準備もできていた」 レバンドフスキ、マンU移籍“破談の過去”を告白

バイエルンFWロベルト・レバンドフスキ【写真:AP】
バイエルンFWロベルト・レバンドフスキ【写真:AP】

ドルトムント在籍時の2012年にプレミア移籍の可能性があったが…

 ドイツ王者バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは2020年のFIFA年間最優秀選手賞を受賞し、名実ともに世界最高の選手としてフットボールの歴史に名を刻んだ。長年ドイツで活躍を続けるストライカーは過去にマンチェスター・ユナイテッド移籍に近づいたが、それが実現しなかった理由を本人が明かした。

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 32歳のレバンドフスキは2010年に母国ポーランドのレフ・ポズナンからドルトムントへ移籍。日本代表MF香川真司らとともに、ユルゲン・クロップ監督(現リバプール)の下でブレイクを遂げた。14年にバイエルンへ加入。これまでに通算5度のリーガ得点王を獲得し、昨季はUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献した。

 ブンデスリーガの舞台で大きく成長したレバンドフスキだが、ドルトムント在籍時の2012年にプレミアリーグ移籍に近づいたことがあったという。その移籍先候補は、当時アレックス・ファーガソン氏が率いたマンチェスター・ユナイテッドだったようだ。

 英紙「デイリー・ミラー」は、「ロベルト・レバンドフスキが準備できていたはずのマン・ユナイテッド移籍が頓挫した理由を説明」との見出しで、フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」で当時を振り返った内容を伝えている。

「ドルトムントでの2年目が終わったあと、私はサー・アレックス・ファーガソンと話した。彼は僕にマンチェスターに来てほしかった。僕も興味があったし、準備もできていた。だが、ドルトムントは僕を行かせたくなかったんだ。ボルシアで何事も上手くいっていたから、迷惑はかけたくなかった」

 当時のレバンドフスキはドルトムントで充実した日々を過ごしており、移籍を選ぶことはなかったようだ。レバンドフスキを逃したユナイテッドは12年夏にアーセナルから元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーを獲得。そのシーズンにクラブはプレミアリーグ制覇を果たし、ファン・ペルシーはリーグ得点王を獲得していた。


(FOOTBALL ZONE編集部)



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