「期待ハズレ」のクラシコ… 現地解説のハリル監督がバルサ低調の要因を分析

36年ぶりにカンプ・ノウを訪れた指揮官 ジダン采配を称える

 3日に行われたリーガ・エスパニョーラ第31節の「エル・クラシコ」で、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が試合を中継した「WOWOW」のゲスト解説を担当し、現地でレアル・マドリードの勝利を見届けた。

 ハリルホジッチ監督は、バルセロナとレアルの激突を心待ちにしていたようで、試合前に「カンプ・ノウには36年ぶりにこの地を訪れたが、本当に変わらない」と話すと、選手入場時にファンが掲げたヨハン・クライフ氏を追悼するコレオグラフィーに対して「ファンタスティック」とつぶやいた。「クライフは選手、監督としても偉大なバルサの象徴であり、彼の考えはこれからも生きるでしょう」と、クラブの象徴であることを付け加えた。

 しかしキックオフの笛が鳴ると、ハリルホジッチ監督は日本代表戦と同じく厳しい眼力を発揮する。序盤こそ「バルサのプレスがすさまじいので、レアルはボールを奪ったとしてもキープできない」とホームチーム優勢と見ていたが、レアルが粘り強い守備で決定機を与えない時間帯が続くと「ジダン監督の功績ですね。選手たちに認められています。献身的に守備のポジショニングを取っていますね」と、クラシコ初采配となるフランス人指揮官の手腕を称えた。

 そして0-0で折り返したハーフタイムには、率直な意見を語った。

 

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