レアルの「今世紀最低の補強10人」 地元紙が選ぶ”銀河系軍団”の獲得失敗例とは

1位は元イングランド代表のあのDF

 マドリードの地で苦悩を味わったカカだが、ワースト移籍ランキングでは2位となった。そしてカカ以上に“期待ハズレ”の烙印を押されたのは、元イングランド代表DFジョナサン・ウッドゲートだった。プロキャリアをスタートさせたリーズ・ユナイテッドでは00-01シーズンにUEFAチャンピオンズリーグで4強躍進の原動力になるなど、サッカーの母国の最終ラインを担う逸材と目された。

 その後ニューカッスルに移籍し、04年夏には2000万ユーロ(約27億円)の移籍金でレアルに加入。当時のチームは長年に渡って最終ラインを統率したフェルナンド・イエロ氏が退団するなど、ウッドゲートは新たなディフェンスリーダーとして期待された。

 しかし、以前から負傷がちだったウッドゲートはケガが再発。2シーズンで公式戦わずか12試合の出場に終わり、クラブを去る憂き目にあった。

 ウッドゲート以外にも“失敗補強”として挙げられている選手は、軒並み1、2シーズンでレアルを離れている。リストに並んだ10人の顔ぶれは、世界最大級のクラブの重圧を象徴しているものと言えるかもしれない。

 

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