日本代表、メキシコ相手に2020年初黒星で韓国反応 「オール海外組で完敗」「撃沈」
後半にヒメネス、ロサーノに被弾して0-2で敗戦
森保一監督率いる日本代表は現地時間17日、国際親善試合でメキシコに0-2で敗戦。前半は押し気味に試合を進めながら、試合巧者のメキシコに後半差をつけられる形となった。14日にメキシコと対戦していた韓国のメディアも、この一戦の結果を受けて「完敗」「撃沈」と報じている。
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13日の国際親善試合パナマ戦(1-0)から中3日で迎えたメキシコ戦は、システムを3-4-2-1から4-2-3-1に変更、スタメンも9人を入れ替えて臨んだ。立ち上がりこそメキシコのプレスにミスを誘発されたが、少しずつ落ち着きを取り戻した日本は、前半12分にMF原口元気がカットインから強烈なミドルを放つ。同15分には原口のラストパスからFW鈴木武蔵が1対1の決定機を迎えるも、いずれもGKギジェルモ・オチョアに阻まれ、さらにこぼれ球を拾ったMF伊東純也のシュートもセーブされた。
スコアレスのまま突入した後半、一進一退の立ち上がりを見せたなかで森保一監督は同12分、MF柴崎岳に代えてMF橋本拳人、鈴木に代えてMF南野拓実を投入して変化をつけにかかった。この時間帯から霧が濃くなり始め、両チームは視界の悪いピッチでの戦いを余儀なくされた。
後半18分、左サイドのペナルティーエリア角付近でボールを受けたメキシコのエースFWラウール・ヒメネスが鮮やかなターンで侵入し、右足アウトサイドでGKシュミット・ダニエルのタイミングを外すシュートを決めて先制に成功する。
そして後半23分、日本はシンプルな縦パスの連続からイタリア・セリエAの強豪ナポリでプレーするFWイルビング・ロサーノに背後を取られるとドリブルで持ち込まれ、そのままGKとの1対1を決められて0-2とビハインドが広がった。
森保監督は後半27分、原口に代えてMF久保建英を投入。FW浅野拓磨も前線に送り込んだが、猛攻を仕掛けるというほどに機能性を高めることはできず。このままメキシコに0-2で敗れて、10月のオランダ遠征からのトータル4試合で初黒星となった。
韓国誌「マネートゥデイ」は「日本、メキシコに0-2で撃沈」と見出しを打ち、「日本代表はメキシコ代表に力なく敗れた」と報道。韓国経済紙「グローバル・エコノミック」も「オール海外組の日本代表、メキシコとの親善試合で完敗」と伝えている。
韓国代表も15日にメキシコと国際親善試合を行い、元ガンバ大阪のFWファン・ウィジョのゴールで先制したが、後半に入って立て続けに3失点を喫し、最終的に2-3で敗れていた。