「危険なジェスチャー」 バルサ超新星、“痛恨タックル被害”と海外指摘「スローで何度も…」
バルセロナはベティスに5-2快勝も… 18歳FWファティは負傷離脱のアクシデント
バルセロナは現地時間7日、リーガ・エスパニョーラ第9節でベティスと対戦し、5-2と快勝した。リーグ戦では5試合ぶりの勝利を手にした一方、前半のみで負傷交代となったスペイン代表FWアンス・ファティについて、海外メディアは「ファティが痛恨の犠牲者になった」と指摘している。
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直近のリーグ戦4試合を2分2敗と低調なパフォーマンスとなっていたバルセロナだが、ベティス戦では前半22分にフランス代表FWウスマン・デンベレの得点で先制に成功する。さらに同31分、左サイドからのグラウンダーのクロスに走り込んだファティがペナルティーエリア内で倒されPKを獲得した。
だが、キッカーを務めたフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが外してしまい、さらに前半アディショナルタイムに同点弾を喫してしまう。それでも、後半から出場したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが同16分、37分とネットを揺らし、同45分にはMFペドリの得点が生まれ計5発の快勝となった。
一方、PK獲得の場面で足を痛めて途中交代したファティは、検査の結果、左膝内側半月板を損傷と診断された。抜け出したファティに対し、相手DFアイサ・マンディが後方から激しいタックルを敢行したことで負傷へとつながったが、バルセロナ専門メディア「FCBN」は「ファティが痛恨の犠牲者になった」と大々的に取り上げている。
記事では「リプレーでは、スローモーションで何度もこの場面が繰り返されたが、負傷を引き起こした可能性の高いマンディのタックルは危険なジェスチャーに見受けられた」と説明している。今季バルセロナで傑出した輝きを放っていた18歳超新星FWの離脱は、チームにとって大きな痛手になることは間違いないだろう。