内田篤人氏が語るコロナ中断期間のトレーニング “心構え”で「だいぶ差が出ると思います」

元日本代表DF内田篤人氏【写真:Football ZONE web】
元日本代表DF内田篤人氏【写真:Football ZONE web】

「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」の未収録シーンで自身の経験を踏まえて回答

 内田篤人氏が出演するスポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」の第5回が、5日に配信となった。番組の未公開シーンでは、新型コロナウイルスの影響によるリーグ戦中断時のトレーニングについて語っている。

 内田氏は8月23日のJ1リーグ第12節ガンバ大阪戦を最後に、現役を引退。引退後は日本サッカー協会(JFA)が新設した「ロールモデルコーチ」に就任。アンダーカテゴリーの代表チームをはじめ、JFAが取り組む若年層の強化および普及に関わる活動に参加し、世界の舞台で培った内田氏の持つ経験、知見を後進の育成にあてる。9月のU-19日本代表候補トレーニングキャンプでは“初指導”も経験した。

 そのなかで「DAZN」では初の冠番組となる「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」もスタート。欧州各国リーグで活躍した日本人選手をピックアップして内田氏の視点から解説するなど、独自のコンテンツを発信している。

 5日にはその第5回が配信された。恒例の欧州日本人選手の特集に加え、今季限りでの現役引退を発表した川崎フロンターレの元日本代表MF中村憲剛にも言及。鹿島の一員として対戦した際のエピソードなどを語っている。

 そのなかで、「DAZN」は番組未収録のシーンを公開した。フランスで新型コロナウイルスの影響による試合延期が決まったことを受け、司会の野村明弘氏が内田氏に中断期間のコンディション調整について質問。内田氏は自身の経験を踏まえ、次のように答えている。

「僕が鹿島にいた時、(新型コロナウイルスの影響で)Jリーグが始まらなかったんですけど、その時はある程度動けるようになってから5~6人で時間をずらして、まとまって練習しました。コーチもなしで、監督やスタッフもいないなかで、選手が自分たちでやりました。それはそれで楽しかったですよ。そこを楽しめるか、『あーあ』と思って適当にやるかで、だいぶ差が出ると思います」

 どんな状況下でもサッカーを楽しみながら、公式戦の開始に備えて万全の準備を続ける。新型コロナウイルスという未曾有の事態でも必要とされる“心構え”の重要性を、内田氏は説いていた。

新番組Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME(内田篤人のFOOTBALL TIME) 毎週木曜夜配信

 内田篤人初の冠番組! ヨーロッパで活躍する日本人選手を応援しながらもはっきりと意見していく新番組。ボードを使っての選手目線カメラではサッカーをやる上でも必要な知識をしっかりと解説。その他、現役選手とリモート対談するなどヨーロッパで戦う選手達の魅力を視聴者のみなさんにわかりやすく伝えます。

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