メッシのマネジメントは「難しい」 元バルサ監督が“本音”吐露「非常におとなしいが…」

キケ・セティエン元監督がFWリオネル・メッシについて言及【写真:Getty Images】
キケ・セティエン元監督がFWリオネル・メッシについて言及【写真:Getty Images】

昨季後半に指揮を執ったセティエン氏、対談企画でバルサ時代を振り返る

 昨季限りでバルセロナの監督を解任されたキケ・セティエン氏が、スペイン紙「エル・パイス」の対談企画に登場。絶対的エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて「扱うのが難しかった」と語った。

 セティエン氏は今年1月にエルネスト・バルベルデ元監督の後任としてバルセロナの指揮官に就任した。しかし、リーガでは宿敵レアル・マドリードにタイトルを明け渡したうえ、UEFAチャンピオンズリーグではバイエルン・ミュンヘンに2試合合計スコア2-8での大敗を喫するなど12シーズンぶりの無冠に終わった。シーズン終了後、セティエン氏は解任されている。

 そんなセティエン氏は「エル・パイス」の企画で元スペイン代表監督のビセンテ・デル・ボスケ氏と対談。そのなかで同氏はメッシを「歴代最高の選手」と称賛しつつも、監督の立場からマネジメントに苦心したとの本音を吐露している。

「私はメッシが歴代最高の選手だと思っている。他にも偉大な選手はいるが、これほどの継続性を持った選手は他にいない。

 だが、レオは扱うのが難しい。誰に彼を変えられると言うんだ。彼らが長年彼のことを受け入れ続け、誰にも変えられなかったというのに。

 選手を超えた別の側面があった。そうなると扱うのはより難しい。マイケル・ジョーダンのドキュメンタリー(ザ・ラスト・ダンス)でも見ることができるように、多くのアスリートに内在するものだ。予想外のことを目にすることになる。彼(メッシ)は非常におとなしいが、彼の望むものを見せようとしてくる。多くは語らない」

 クラブの象徴的存在だったメッシの扱いに苦難したというセティエン氏。バルセロナでの在籍期間はわずか半年あまりだったが、バルセロナでは個々の選手のことよりもクラブやファンのことを最優先に考えなければならなかったとも振り返っている。

「退団してからはっきりしたことは、ある時期に他の決断を下すべきだったということだ。だが、自分よりも上にあるべきものがある。それがクラブだ。

 クラブ、そしてファンの存在は会長、選手、監督の上にあるんだ。彼らこそ最も敬意を払わなければならない存在であり、誰もがクラブ全体のために最適なことをしていかなければならないんだ」

 念願のビッグクラブ挑戦の夢をバルセロナで掴んだセティエン氏だったが、クラブの要求を遂行することはできなかったようだ。


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(Football ZONE web編集部)

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