「久保にとってどんな意味がある?」 エース復帰の影響を海外指摘「最も損失を受ける人物」
負傷離脱中のG・モレノ、次節のリーガで戦列復帰の可能性が浮上
ビジャレアルは現在、エースのスペイン代表FWジェラール・モレノを負傷で欠く状況が続いているが、ビジャレアル専門メディアは「モレノはバジャドリード戦に間に合うのか? そして、それはタケ・クボにどのような意味があるのか?」と見出しを打ち、G・モレノ復帰時の日本代表MF久保建英への影響を指摘している。
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今季ウナイ・エメリ新体制となったビジャレアルは、レアル・マドリードから久保を期限付き移籍で獲得。プレシーズン中から熾烈なポジション争いが繰り広げられてきたなか、絶対的エースのG・モレノが今月のスペイン代表活動中に負傷。左足のハムストリングを痛めて、11日から数週間の離脱を余儀なくされていた。
29日に控えているUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節カラバフFK戦は欠場の可能性が高いが、ビジャレアル専門メディア「VILLARREAL USA」は「モレノはバジャドリード戦に間に合うのか? そして、それはタケ・クボにとってどんな意味があるのか?」と見出しを打ち、11月2日のリーガ・エスパニョーラ第8節バジャドリード戦でG・モレノが復帰する可能性を取り上げている。
記事では、G・モレノの練習復帰が目前であることに触れつつ、「最も損失を受ける人物は、もちろんタケ・クボだ。スィヴァススポル戦では並外れていたが、カディス戦に関しては非常に物静かだった。レアルの若者は、ジェラールと共存し、自分の立場を維持するため、左サイドにシフトする必要が求められる。それほど、両者の間には目に見える違いがある」と指摘している。
久保はEL初戦のスィヴァススポル戦(5-3)で1ゴール2アシストと印象的なパフォーマンスを発揮した一方、リーグ初先発に抜擢された第7節カディス戦(0-0)では存在感を示せずに終わっていた。同メディアは、右サイドを主戦場とするG・モレノが復帰した場合、最も影響を受けるのは久保であると認識しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)