「衝撃的なフォーム」 エバートンFW、“C・ロナウド級”の超人的ヘディング弾を英称賛

リバプール戦で同点ゴールを決めたFWドミニク・キャルバート=ルーウィン【写真:Getty Images】
リバプール戦で同点ゴールを決めたFWドミニク・キャルバート=ルーウィン【写真:Getty Images】

リバプールとのダービーで絶好調FWキャルバート=ルーウィンが衝撃的な一撃

 エバートンのイングランド代表FWドミニク・キャルバート=ルーウィンは、現地時間17日のプレミアリーグ第5節リバプール戦(2-2)に先発出場し、後半36分に打点の高いヘディングシュートで同点弾を決めた。今シーズン開幕から公式戦7戦10発と絶好調のストライカーを、英メディアは「クリスティアーノ・ロナウドになりきった」「最高のストーリーの一つ」などと称賛している。

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 エバートンは今季、プレミアリーグ開幕4連勝とスタートダッシュを切った。その立役者の1人がこのキャルバート=ルーウィンだ。23歳の俊英はリーグ戦開幕4試合で6得点と絶好調で、イングランド代表デビュー戦となった8日のウェールズ戦(3-0)でもゴールを決めた。

 まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのキャルバート=ルーウィンは、リバプールとの“マージーサイド・ダービー”でも輝きを放った。1-2で迎えた試合終盤、左サイドを駆け上がったフランス代表DFリュカ・ディニュのクロスから得意のヘディングで同点ゴールをマークした。

 両足での踏み切りからマーカーを地上に置き去りにする高い跳躍を見せたキャルバート=ルーウィンのゴールについて、英ラジオ局「talkSPORT」は「クリスティアーノ・ロナウドになりきった」と報じている。超人的な跳躍力を誇るポルトガルのスターを彷彿とさせるプレーが与えたインパクトは、現地でも絶大だったようだ。

 今季クラブでの公式戦7試合で10ゴールと急激な飛躍を遂げている点取り屋について「talkSPORT」は「ドミニク・キャルバート=ルーウィンの衝撃的なフォームは2020-21シーズン最高のストーリーの一つ」とも紹介している。

 カルロ・アンチェロッティ監督の下で躍進し、現在プレミアリーグで首位に立つエバートン。キャルバート=ルーウィンは、そんな絶好調のチームを力強く牽引している。

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