バレンシア・ダービー、久保建英vsイ・ガンインに地元紙注目 「二重のライバル対決」
久保の出場については「先発起用はなさそうだ」とベンチスタートを予想
ビジャレアルは現地時間18日、バレンシアとの“バレンシア・ダービー”を戦う。バレンシアの地元紙「エル・ペリオディコ・デ・メディテラネオ」では、日本代表MF久保建英と韓国代表MFイ・ガンインの日韓対決に注目している。
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通常のリーグ戦よりも、大きな注目を集めるダービーマッチ。今季、最初のバレンシア・ダービーを、ホームのビジャレアルは4位、アウェーのバレンシアは8位で迎える。
ビジャレアルには、昨季マジョルカでリーグ戦35試合に出場して4ゴール4アシストを記録した久保が、レアル・マドリードからのレンタル移籍で加入している。一方、バレンシアには、韓国の至宝とも称されるイ・ガンインが在籍。バレンシアの下部組織出身のイ・ガンインは、2017年にバレンシアとプロ契約を結んでおり、2019-20シーズンには17試合に出場して2ゴールを挙げている。
「エル・ペリオディコ・デ・メディテラネオ」紙は、両クラブに在籍している2人のアジア人選手に注目するとともに、日本と韓国の歴史的背景、サッカーにおけるライバル関係、そして幼少期にスペインへ渡った2人のレフティーの共通点などを報じて、「二重のライバル対決」とダービーを盛り上げている。
そして、今季の両選手について「韓国人選手は、バレンシアでより存在感を増している。3試合に先発して2アシストを記録。一方、日本人選手は、トータルで54分間のプレーにとどまっているが、ウナイ・エメリ監督は彼の才能を信頼している」として、イ・ガンインが先発する可能性を高いとしたが、久保の先発については「先発起用はなさそうだ」と伝えている。
スペインだけではなく、日本と韓国でも大いに注目を集めそうな今回のダービー。果たしてバレンシア・ダービーのなかで、19歳の日韓対決は実現するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)