「誰もドイツ代表の試合を見ない」 伝説の闘将、今年3戦未勝利の“レーブ采配”を酷評

ドイツはトルコ戦を勝ち切れず今年3戦未勝利に【写真:AP】
ドイツはトルコ戦を勝ち切れず今年3戦未勝利に【写真:AP】

トルコに3度リードを奪いながら勝ち切れず… マテウス氏がレーブ采配を批判

 1990年イタリア・ワールドカップの優勝メンバーである元ドイツ代表の“闘将”ローター・マテウス氏が、ドイツ紙「ビルト」の取材に応じ、現地時間7日に行われたトルコ代表との親善試合で3-3の引き分けに終わったドイツ代表を酷評している。マテウス氏の批判の矛先は、指揮官であるヨアヒム・レーブ監督に向いているようだ。

 ドイツはトルコ戦で3度リードを奪ったが、いずれもその後に同点ゴールを許し、結局3-3のドローで試合を終えた。今年に入ってからのドイツは、先制点を奪いながら終盤に追いつかれる試合展開が続いており、トルコ戦も含めて2020年の代表戦全3試合が同じ流れで引き分けに終わっている。

 勝ち切れない試合が続いている現状について、レーブ監督は試合後に「チームプレーがまだしっかりと機能していなかったという点でチームを批判するのはどうかと思うが、この問題がもう長いこと存在しているのも確かだ。我々はこれを主要なテーマとして扱う必要がある」とコメント。18年のロシア・ワールドカップ以降、若手中心のチーム作りに舵を切ったものの、チームがいまだ再建の途上にあることを認めている。

 一方、マテウス氏はレーブ監督の采配と選手起用こそが、ドイツの不振の要因であると分析している。マテウス氏は同紙の取材に対し、「今年のドイツ代表は、5回奪ったリードをすべて生かせなかった。トルコ戦では1試合で3回のリードを台無しにした。レーブ監督の選手交代における戦術的ミスによって、再び代償を支払うことになったんだ。ニコ・シュルツ(ドルトムント)のように、所属先のクラブでベンチに座っているような選手を数多く起用しているのは、私には不思議で仕方ない。だからもう、誰もドイツ代表の試合をテレビで見なくなっている」と、代表チームへの不満とともにレーブ監督を痛烈に批判した。

 ドイツは、10日にウクライナとのUEFAネーションズリーグ第3節を控えている。現在勝ち点2でグループ3位にいるドイツにとって、ウクライナ戦は決勝ラウンド進出と不振からの脱却のために絶対に勝たなくてはならない一戦となる。

(Football ZONE web編集部)

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