ユベントスが「勝率65%」の現体制継続へ 補強候補には香川、岡崎の同僚MFが浮上

CL16強で敗退も、アッレグリ監督に18年6月までの新契約を提示

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で姿を消したイタリア王者ユベントスだが、現体制の継続が有力視されている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、マッシミリアーノ・アッレグリ監督が2018年6月までの契約延長に応じると報じている。

 先日のバイエルン戦が、アッレグリ監督にとってはユベントスでの公式戦99試合目だった。その成績は、65勝20分14敗となっている。ほぼ100試合と考えれば、勝率65パーセントは十分に合格点の範囲だろう。さらに、セリエAを1度制し、ユベントスにとって10回目となるイタリア杯制覇も成し遂げた。昨季のCLではファイナリストにもなっている。

 その指揮官に対し、クラブ側は18年6月までの年俸500万ユーロ(約6億5000万円)に加え、1年間の延長オプションの付いた新契約を提示。すでに、最終的な合意を待つだけになっていると報じた。

 その一方で、選手の陣容に関しては変化の余地を残しているとも報じている。中盤ではフランス代表MFポール・ポグバに移籍報道が絶えず、6月の欧州選手権が終わった来季開幕前の移籍市場で放出する可能性があるとしている。代替要員として日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティのMFエンゴロ・カンテと、同代表MF香川真司が所属するドルトムントのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンの2人の名前が浮上していると報じた。

 

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