ベルギーで躍動中の伊東純也、今年初の代表戦も“強気発言” 「話せば合わせられる」
カメルーン、コートジボワールとの2試合へ意気込み 「アフリカの選手は揺さぶりに弱い
森保一監督率いる日本代表は、9日と13日にオランダでカメルーン、コートジボワールとの国際親善試合に臨む。チームはすでに現地入りしており、現地時間5日にベルギー1部ヘンクのMF伊東純也がオンライン会見に対応。対アフリカ勢の攻略ポイントを挙げた。
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伊東は昨年11月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦(2-0)以来の代表メンバー入り。2019年2月に加入したヘンクでは、自慢のスピードを生かした突破力で確かな存在感を見せつけ、3シーズン目の今季は6試合で2得点1アシストと攻撃を牽引。開幕から不動のレギュラーとして活躍を見せている。
ベルギーにおける自身のプレーについて、「ドリブルで縦に行くことはもちろんですが、間で受けたりするのもやらなければいけなかったので、そういうところが成長したかなと思います」と伊東。屈強な外国人選手を相手に持ち味が生きているところにも、確かな手応えを感じているという。
今回、オランダで行われる国際親善試合では、カメルーン、コートジボワールと対戦。アフリカ勢の印象について、伊東は「ベルギーにも結構アフリカの選手は多くいますが、身体能力は高くて、対人の部分はすごいと思う」と見解を述べた一方、「アフリカの選手は揺さぶりに弱いと思うので、パスで上手く揺さぶったり、もちろん対人のところでも負けないようにしたいですが、そういう工夫は必要かなと思います」と、特徴を踏まえたうえで攻略ポイントも挙げている。
新型コロナウイルスの感染拡大により、今回の欧州遠征が日本代表として今年初の活動となる。代表チーム自体、実戦からしばらく遠ざかったこともあり、チームとしての連係面に不安は残る。周囲とコミュニケーションを合わせる時間も限られるが、森保体制で継続的にメンバー招集されている伊東は、「初めての選手は少ないですし、何回もやっている選手が多いので、話せば合わせられると思う。どういうタイミングで欲しいかは要求していきたいと思います」と、その不安を一掃した。
主戦場とする右サイドには、MF堂安律(ビーレフェルト)やMF久保建英(ビジャレアル)といったライバルがひしめき合う。定位置争いへ熾烈な競争を強いられることは間違いないが、ベルギーで身につけた自信を胸に、特大のアピールを狙う。
(FOOTBALL ZONE編集部)