レアル、エメリ監督の久保起用に落胆 現地メディア指摘「出場時間の少なさを理解できない」
開幕5試合でリーグ戦出場は計54分間と思うようにプレー時間を得られず
ビジャレアルの日本代表MF久保建英は今季、開幕から5試合連続でベンチスタートと思うようにプレー時間を得られておらず、ウナイ・エメリ新監督の起用法に疑問の声も上がり始めている。スペインのラジオ局「カデナ・セール」は、「レアルは出場時間の少なさを理解できない」と伝えている。
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今季ビジャレアルに期限付き移籍した久保は、ここまで熾烈なレギュラー争いのなかで苦戦を強いられている。久保の獲得を熱望したと伝えられているウナイ・エメリ監督だが、開幕から5試合連続で日本人アタッカーを先発起用せず。限られた出場時間で久保が輝きを放った試合もあったが、3日のリーガ第5節アトレティコ・マドリード戦(0-0)では見せ場なく、スコアレスのままタイムアップを迎えた。
エメリ監督が久保の獲得を望んだとされるなかで、リーグ戦5試合で総出場時間54分という状況に、少なからず起用法を疑問視する声が上がっている。保有権を持つレアル・マドリードも同じ気持ちのようだ。
スペインのラジオ局「カデナ・セール」は、「クボのレンタルに関するレアル・マドリードでの不快感」と題し、レアルは久保の出場時間の少なさを理解できないとしている。
「ラ・リーガ5節が終わったばかりで時期尚早だが、タケ・クボの登場機会の少なさはレアルの中でネガティブな意味で驚きを与えている。すべての試合でプレーしているが、1試合平均で11分程度。ヨーロッパリーグが始まれば、論理的に考えてより多くの時間を得ることになるだろうと知っているが、クラブ上層部には現在見ているものから落胆を感じている」
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