元英代表FWルーニー、壁5人をあざ笑う直接FK弾に称賛 「魔法は今も損なわれていない」

ノリッジ戦で直接フリーキックを決めたFWウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】
ノリッジ戦で直接フリーキックを決めたFWウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】

ノリッジ戦に先発出場し、今季初得点となる直接FK弾で勝利に貢献

 英2部ダービー・カウンティの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、現地時間3日のリーグ第4節ノリッジ・シティ戦で直接FK弾による決勝ゴールをマーク。待望の今季初得点に、海外メディアも「魔法は今も損なわれていない」と称賛している。

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 長年マンチェスター・ユナイテッドのエースとして君臨したルーニーは、“赤い悪魔”の歴史で唯一通算250ゴールに到達し、クラブの歴代最多得点記録を塗り替えた。しかし、2017年に退団後はエバートン、米MLS(メジャーリーグサッカー)のD.C.ユナイテッドと渡り歩き、2019年8月に現在のダービーに加入していた。

 ノリッジ戦に1トップで出場したルーニーは、スコアレスで迎えた後半42分に見せ場を作る。ペナルティーアーク後方正面からのFKキッカーを務めると、短い助走から右足を一閃。ノリッジが壁上と壁下の両方に対策を敷くなか、壁5人の上ギリギリを越える絶妙なボールを蹴り込み、鮮やかにゴールネットを揺らした。

 ルーニーはこれが今季リーグ戦4試合目にして初ゴール。技ありの直接FK弾を、スペイン紙「マルカ」は「ルーニーの魔法は今も損なわれていない」と称賛すれば、ポルトガル紙「レコルド」は「ウェイン・ルーニーは34歳で多くの人間が“もう終わった選手”と言うが、信じられないFKゴールを決めて、その意見を沈黙させた」と伝えている。

 ユナイテッド時代のようなトップリーグでのプレーではないとはいえ、34歳のルーニーはまだ十分に戦えることを証明している。

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