リベリーがフランス代表復帰の可能性を否定せず 「監督との話し合いが前提条件」

独紙報じる 母国開催のEUROに向けて約2年ぶりに”レ・ブルー”に加わるか

 フランス代表に強力な“新戦力”が加わるかもしれない。2014年に代表引退を表明していたバイエルン・ミュンヘンのMFフランク・リベリーが、「ディディエ・デシャン監督との話し合いが前提条件」と前置きしながらも、6月に母国で開催される欧州選手権(EURO)へ向けた代表復帰の可能性について否定はしなかった。ドイツ地元紙「キッカー」が報じている。

 リベリーは14年の8月に、「キッカー」紙のインタビューで「若い選手たちに場所を譲るため」として代表引退を発表。同年6月から7月にかけて行われていたブラジル・ワールドカップは負傷のために欠場していたが、フランス代表通算81試合に出場する中心選手の一人として活躍した。

 今季も中盤戦まで負傷に悩まされていたが、2月20日のダルムシュタット戦で本格的に戦線復帰したばかり。まだまだコンディションは万全ではないはずだが、リベリーは「デシャン監督が『(EUROに)ベストメンバーで臨みたい』と言っていたことは目にした」と話すなど、フランス代表について言及。「代表復帰については、まずはデシャン監督との話し合いが行われてから。それが前提条件だ」と、条件付きとはいえ、約2年ぶりに“レ・ブルー(フランス代表の愛称)”のユニホームに袖を通す可能性を示唆した。

 

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