「何も得るに値しない」 マンU指揮官、“開幕戦”9カ月半ぶり敗戦で落胆「プレシーズン序盤」

ユナイデットのオレ・グンナー・スールシャール監督【写真:AP】
ユナイデットのオレ・グンナー・スールシャール監督【写真:AP】

ユナイテッドは1週間遅れの第2節“開幕戦”でクリスタル・パレスに1-3で敗れた

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間19日、プレミアリーグ開幕戦(第2節)でクリスタル・パレスに1-3で敗れ、黒星発進となった。オレ・グンナー・スールシャール監督が「プレシーズン序盤のようだった」と低調なパフォーマンスに落胆の色を滲ませた。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が試合後の指揮官のコメントを伝えている。

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 昨季の欧州ヨーロッパリーグが8月まで続いていた影響で第1節のバーンリー戦が延期となり、1週間遅れの開幕を迎えたユナイテッド。本拠地オールド・トラッフォードにクリスタル・パレスを迎えたが、前半7分に左サイドのクロスからFWアンドロス・タウンゼントに先制ゴールを献上し、いきなりビハインドを背負うことになった。

 後半25分にはイングランド代表DFハリー・マグワイアが自陣ペナルティーエリア内でのハンドでPKを献上。コートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハのキックはスペイン代表GKダビド・デ・ヘアがセーブしたものの、VARのチェックでデ・ヘアがキックの前にラインを出ていたとしてPKはやり直しとなった。2度目のザハのキックはゴールネットを揺らし、リードを2点に広げられた。

 その後、ユナイテッドは新加入のオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークの初ゴールで点差を縮めたが、終了5分前にはザハにこの試合2点目となるミドルシュートを決められて万事休す。1-3でホームでのシーズン初戦を落とした。

 スールシャール監督は「我々は何を得るにも値しなかった。立ち上がりから悪く、スローだった。プレシーズン序盤のチームのようだった」と低調なパフォーマンスに落胆した様子で試合を振り返った。

 ユナイテッドは今年2月のウォルバーハンプトン戦(19-20シーズン第27節/0-0)からリーグ戦では14戦無敗(9勝5分)と好調が続いていたが、約9カ月半ぶりの敗戦となった。指揮官は「我々が改善しなければならないことを痛感させられた」と心境を明かしている。

 昨季は開幕戦でチェルシーを4-0で下すスタートダッシュを決めたが、今季は一転して出だしからつまずく結果となった。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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