エイバル乾貴士、リーガ開幕戦にスペイン紙は“及第点”評価 チームは0-0でドロー発進

エイバルMF乾貴士は開幕戦に先発で出場【写真:Getty Images】
エイバルMF乾貴士は開幕戦に先発で出場【写真:Getty Images】

セルタ戦で先発出場して後半16分までプレー

 スペインのリーガ・エスパニョーラは現地時間12日にエイバル対セルタで2020-21シーズンの開幕を迎えた。この試合に元日本代表MF乾貴士は先発出場し、後半16分までプレー。得点には絡めずチームも0-0のスコアレスドローに終わったものの、スペイン紙ではまずまずの評価を受けている。

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 スペイン生活6シーズン目となった乾は今シーズンから背番号が「14」に変更。エイバルの本拠地イプルーアでの試合は無観客で行われるなかで、乾は2列目左サイドでキックオフの笛を聞いた。両チームともに昨季の残留争いからの巻き返しを図るなか、それぞれシュートチャンスを数回作ったが、エイバルGKマルコ・ドミトロビッチの好セーブなどでゴールが揺れることはなかった。

 乾は持ち味のドリブル突破からのクロスを送る場面があったものの、決定的なチャンスを創出することはできず。後半16分に最初の交代カードであるMFダミアン・カジョルと代わる形でピッチを去った。

 試合は終盤にエイバルに退場者が出ながらもゴールが生まれることなく、勝ち点1を分け合う形に。スペイン紙「マルカ」によると、エイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督は「我々はうまくいっていなかったし、良いゲームをプレーできなかった」と反省の弁を口にするなど、まだまだチーム作りが途上にあることを示唆したという。

 それでも同紙の採点で、乾は3点満点のドミトロビッチに次ぐ2点の及第点となっており、見せ場が少なかった試合のなかで一定水準のプレーを見せていたと評価されている。日本代表MF久保建英(ビジャレアル)やFW岡崎慎司(ウエスカ)が注目されるなかで、リーガで最も“古株”となった乾がどんな味あるプレーを見せるかにも期待したい。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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