メッシ、残留の理由語ったインタビュー映像を「DAZN」公開 「退団する唯一の方法だと」
「DAZN」、メッシが残留を明言したインタビュー映像を公開 「僕はバルサに全てを捧げてきた」
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがバルセロナへの残留を明言し、クラブ公式のツイッターでも「僕は自身の最善を尽くす。僕のバルサへの愛は、決して変わることはない」と断言した。一方で、「DAZN」はメッシがインタビューに応じる様子を動画で公開。自らの口で残留を決断した理由を語っている。
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これまで、メッシはブロファックス(スペインの内容証明郵便)を通じて一度はクラブに退団の意思を通達。新シーズンの始動にも姿を見せていなかった。違約金7億ユーロ(約880億円)が設定されている契約の解除を求めていたが、クラブ側は所定の金額が払われない限り放出を認めないと主張。双方での意見が対立している状況のなか、メッシの代理人である父ホルヘ・メッシとジョゼップ・マリア・バルトメウ会長らクラブの首脳陣による話し合いが行われていた。
そんななか、黒いTシャツに赤いハーフパンツ姿でインタビューに応じたメッシは、残留を決意した理由を冷静に語った。
「バルトメウ会長はシーズン終了後に僕が退団か残留するか決めて良いと常に言っていた。会長は6月10日(自らで契約解消できる日付)前に僕が退団を申し出なかったことに固執してきた。新型コロナウイルスでシーズン期間が先延ばしになり6月10日はまだ戦っていたのにね。そして、それが僕がバルセロナで続ける理由だ。僕はこのクラブに在籍し続ける」
「会長から契約解除金7億ユーロの支払いだけが退団する唯一の方法だと言われたからね。そんなことは不可能だし、他の方法としては裁判で争うことだった。バルサを相手に裁判をすることは僕は絶対にしない。バルセロナは僕が愛するクラブだからね。入団から全てを与えてもらった人生のクラブであり、僕の人生はここで形作られた。バルサは僕に全てを与えてくれ、僕はバルサに全てを捧げてきた。バルサを相手取って法廷に立つなんて絶対に考えられない」
厳しい表情を見せながらも幼い頃から育ったクラブへの思いを語ったメッシ。今季はどのようなプレーを見せるのだろうか。