バルサの聖地が”匠の技”で生まれ変わる! 「新カンプ・ノウ」に日本企業の設計案が採用

メッシが新スタジアムでプレーする可能性も

 新カンプ・ノウの完成は2021年2月の予定となっているが、これを見越してバルセロナはクラブの象徴的存在であるFWリオネル・メッシに2022年までの契約延長を検討する模様で、日本のアイデアで生まれたスタジアムで偉大なクラックがプレーする可能性がふくらんだ。

 日本では2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場の設計案が一度白紙になった挙句、再コンペ案のデザインでも聖火台の設置が考慮されていなかったなど、失態が続いている。今回の新カンプ・ノウ設計案の採用は、地元紙「スポルト」が一面に新デザインを掲載し、日本語で「新カンプ・ノウ」と打って報じるなど、スペイン国内でも大きな関心と期待を集めている。世界的クラブの本拠地改築という一大プロジェクトを成功させ、「メイド・イン・ジャパン」の再評価につなげることができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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