アトレチコファンが激震の宿敵を挑発! 辞任要求が噴出するレアル会長に「留任して」の大合唱

快勝したソシエダ戦で鳴り響いた、レアル会長を揶揄するチャント

 リーガ制覇がほぼ絶望的になったレアル・マドリードを、アトレチコ・マドリードのファンが“挑発”した。1日に行われたリーガでの試合中、アトレチコファンがレアルのフロレンティーノ・ペレス会長を揶揄するチャントを披露したと、スペイン紙「AS」が伝えている。

 アトレチコは27日に行われたレアルとの第26節マドリード・ダービーを、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの一撃で勝利した。首位バルセロナとの勝ち点差をキープする一方で、敵地サンチャゴ・ベルナベウで同じ街のライバルを蹴落とす最高の結果となった。

 その勢いに乗って中2日で迎えたレアル・ソシエダ戦も、後半16分までに3得点を奪い、リーガ最少11失点の堅守を誇ることもあって余裕の試合展開となった。これに気分を良くしたアトレチコファンからは、このようなチャントが自然発生した。

「フロレンティーノ、ぜひ留任して!」

 この歌詞には伏線がある。アトレチコが勝利したマドリード・ダービーでは、ふがいない戦いを見せたホームチームに対し、我慢の限界を超えたレアルファンがペレス会長に対して「フロレンティーノ、辞めちまえ!」と罵声を浴びせる事態となった。

 

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